絶対見るべき伝説級のMCバトル9選!歴史に残るおすすめラップバトルを一挙紹介

MCバトル
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ホエイサウンド

CBD愛用歴5年

元クラブDJ
クラブDJという不規則な職業柄睡眠障害に。治療のためCBDを摂取し、無事完治。
ヒップホップとレゲエを愛す傍ら、CBDの可能性と安全性を世に広めたいと思っている。

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MCの意地と意地がぶつかり合うMCバトル。

2010年代に『高校生ラップ選手権』が大流行したことをきっかけに、現在も根強い人気を誇っています。

とはいえ、最近MC見始めた人は「有名なMCバトルが知りたい」「絶対これは見ろ!っていうバトルはある?」こんな疑問もありますよね。

そこで、この記事では歴史に残る伝説級のMCバトルを7つ紹介します!

筆者の独断と偏見が多少混ざっていますが、名勝負しかピックアップしていないので、ぜひチェックしてみてくださいね。

チルボーイ
ホエイサウンド

2010年から10年以上MCバトルを見続けている僕が厳選しました!

 

まずはMCバトルやラップバトルの主要大会をおさらい

ヒップホップ, ラップ, マイク, 音楽, 情熱, 救済

まずは、日本で開催されている主要なMCバトルの大会を見ていきましょう!

地方の小箱で行われているMCバトルまで紹介するとキリがないので「日本のMCバトルを語る上で外せない4大会」を厳選しました!

MCバトル主要4大会
  • UMB(アルティメットMCバトル)
  • KOK(キングオブキングス)
  • 戦極MCバトル
  • 高校生ラップ選手権

UMB(アルティメットMCバトル)

UMB(ゆーえむびー) とは|KAI-YOU キーフレーズ

主催 Libra Records
歴史 2005年~現在
主な優勝者 R-指定、般若、鎮座DOPENESS、晋平太

UMBは、日本のMCバトルシーンを語る上で絶対に外せない大会です。

特に、UMB本戦である『UMB GRAND CHAMPIONSHIP』は、年末に各地方予選を勝ち抜いたMCが一同に集まり、MCのレベルや規模の大きさから、その年の日本一のフリースタイラーを決定する大会とも言われています。

2005年のUMBは16人制のトーナメントで行われていますが、2020年度は全国47都道府県の代表とvote2枠を含めた64人制のビッグトーナメントにまで拡大。

本戦に出るMCはそれぞれの地方予選を勝ち上がっているので、地元(hood)を背負って戦う、UMB独特の緊張感が楽しめますよ!

おすすめの大会は『UMB2014 GRAND CHAMPIONSHIP』です。この大会はR-指定が3連覇を達成した伝説の大会で、全員が打倒R-指定に燃える中、絶対王者であるR-指定が鬼気迫るフリースタイルで並み居るMCを倒し続けるのが手に汗握ります。

MCバトルを見始めたら、一度はチェックして頂きたい大会です!

KOK(キングオブキングス)

KING OF KINGS 公式サイト

主催 9sari Group
歴史 2015~現在
主な優勝者 崇勲、呂布カルマ、GADORO、RAWAXXX

KOKは、9sari Groupが主催する全国規模のMCバトルです。

UMBが日本各地で独自の予選を行っているのに対し、KOKは東日本と西日本の予選で勝ち抜いたMCと、日本で行われている数々のMCバトルの優勝者が集い「王者の中の王者」を決定します。

また、決勝大会で用いられるバトルビートはすべて、今大会のために用意されたオリジナルビート。

KOKの特徴である 「Beat Get System」により、各試合の勝利者は、その試合に使用されたバトルビートを楽曲に使用する権利を与えられます。

チルボーイ
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勝てばビートが貰えるので、そのビートでどんな楽曲をリリースするのかも楽しみですね!

主な優勝者は、崇勲、呂布カルマ、GADORO、RAWAXXXなど、バトル界の大物MCがズラリ。DVDは2017年大会までしかリリースされていませんが、今後も目が話せない大会です。

戦極MCバトル

戦極MCBATTLE 公式 (@sengokumc) | Twitter

主催 MC正社員
歴史 2007年度戦慄MCバトルが開催されており、2012年から戦極MCバトルと名称を変えている
主な優勝者 晋平太、呂布カルマ、DOTAMA、MU-TON

戦極MCバトルは、MC正社員が主催するMCバトルです。

先述した2大会が「日本一を決める大会」なら、戦極MCバトルはオールスター戦といった位置付けでしょう。

規模も64人制トーナメントと大きく、予選32名、主催者サイドの推薦枠32名によって争われます。

また、『戦極Crossover』や『戦極BATTLE TOWER』などの派生大会もたくさん行われており、MCバトル界の一大イベントとして凄まじい人気を誇っています。

そんな戦極MCバトルは実力派MCだけではなく、話題性を持ったMCやレゲエdeejayも参戦しているので、初心者でも楽しみやすい大会ですよ。

高校生ラップ選手権

BSスカパー! BAZOOKA!!!高校生RAP選手権 | BAZOOKA!!! | BSスカパー!(BS241)

主催 BAZOOKA!!!
歴史 2012年~現在
主な優勝者 T-Pablow、MC☆ニガリ、YZERR、Red Eye

高校生ラップ選手権は、2012から行われている『BAZOOKA!!!』主催の高校生MCバトルです。

第一回、第二回大会はBAZOOKA!!!のスタジオでバトルが行われていましたが、第三回大会以降、大会の規模はどんどん大きくなり、第十回大会は日本武道館で行われるなど、社会現象を巻き起こしました。

出場MCそれぞれのバックグランドを煽りVで詳しく解説する番組構成で、現在『BAD HOP』のメンバーとしても大人気のT-PablowやYZERRが優勝したり、MC☆ニガリといった他のMCバトルでも好成績を残すMCを多く輩出した大会です。

「高校生ラップが無ければ、現在のMCバトルシーンは無い」と言う人もいるほど、当時のシーンに大きなインパクトを残しました。


絶対見るべき!伝説のMCバトル9選

man standing while performing band in front of crowded people

ここからは、MCバトルが好きな人に絶対見てほしい伝説のバトルを7つ紹介します!

チルボーイ
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今もなお語り継がれる名勝負を選んだので、とにかく全部見てください!!

UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2010【1回選】:「R-指定」VS「晋平太」

最初に紹介するのは、UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2010【1回選】:「R-指定」VS「晋平太」です。

この試合は当時様々なMCバトルで勝ちまくっていた『晋平太』と、大阪の新鋭MC『R-指定』が、UMB本戦の1回戦で当たりました。

R-指定の

お待たせ ラップオタクの出番だ フロムコッペパンだ 客寄せパンダ」

から始まるこのバトルは、UMBの名勝負として今でも語り継がれています。

結局、この試合は2度の延長戦の後に晋平太が勝利。また、2010年UMB本戦はその勢いのまま晋平太が初優勝しています。

チルボーイ
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晋平太の「今日勝つために生まれてきた……」からのバースは今でもサンプリングするMCがたくさんいます!

戦極MC BATTLE 第6章【準決勝】「鎮座DOPENESS」vs「黄猿」

このバトルのYouTube動画が、2021年6月時点で680万回再生という異次元の戦い。

戦極MC BATTLE 第6章【準決勝】「鎮座DOPENESS」vs「黄猿」のフロー巧者対決です。

正直、解説するのが野暮だと感じるほど2人のフリースタイルが気持ち良すぎるので、とにかく見てください!

ちなみに、鎮座が

「黄猿さん足は大丈夫ですか?」

と言っているのは、バトルの数日前に黄猿がスケボーで転び、骨折していたなんて事情があります。

UMB2018 GRAND CHAMPIONSHIP【準決勝】「MU-TON」 vs 「紅桜」

続いて、UMB2018 GRAND CHAMPIONSHIP【準決勝】「MU-TON」 vs 「紅桜」です。

2018年のUMB本戦はMU-TONが初優勝した年なのですが、準決勝の2人のバトルがアツすぎます。

MU-TONは2016からUMB本戦に出場しているMCで、心地よいフローが人気なのですが、紅桜はハスキーな声と、独特なラップが人気。スタイルの違う両者ですが、バトルの中ではお互いをリスペクトし合っていることが確認できます。

また、このバトルはUMB本戦2冠『晋平太』が解説動画を出しているのですが、そちらもめちゃくちゃ面白いです。

動画を載せておくので、そちらもぜひチェックしてみてください。

KING OF KINGS vs 真 ADRENALINE 【1回戦】:「MU-TON」 vs 「FORK」

こちらは2021年に『KING OF KINGS』と『真 ADRENALINE』の共同開催で行われた大会の1回戦。

2018年UMB王者『MU-TON』と、フリースタイルダンジョンでバトルに復帰したレジェンド『FORK』との一戦です。

FORKは2000年代に活躍したHIPHOPクルー『ICE BAHN』のメンバーで、“rhyme至上主義”を掲げています。そんなrhyme至上主義はこの試合でも健在で、とにかく踏みまくり。

バトルビートもKEN THE 390の『真っ向勝負』で、正に真っ向勝負のバトルでした。これが一回戦なのはレベルが高すぎます……

個人的には、FORKのラストバース

客の揺らし方じゃねえ 俺が求めているのはお前らの脳みその揺らし方
rhymeの使い方 客の心の掴み方 俺がメインならお前はつまみだな
なんか気持ち悪りぃ もしかしてヤベェのが産まれる前のつわりかな

この部分がヤバすぎます…。

チルボーイ
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rhyme至上主義を体感できるバトルです!

UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2014【2回戦】:「R指定」VS「DOTAMA」

UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2014【2回戦】:「R指定」VS「DOTAMA」は、2014年のMCバトルベストバウトの呼び声高い、伝説中の伝説の試合です。

2014年のUMBは絶対王者『R-指定』が前人未到のUMB3連覇に挑戦した年で、「R-指定vs他63人のMC」という構図になっていました。

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R-指定自身も「みんなが俺の首を狙う」とラップしていることから、この年のプレッシャーは凄まじかったことが伺えます。

そんな中迎えた2回戦。R-指定の相手は前年2013UMB本戦の決勝で戦った『DOTAMA』。

お互い因縁の相手ということもあり、司会の晋平太が2人の名前を呼んだ時からフロアの熱気は最高潮に高まります。

2回の延長にもつれ込んだこの試合は、R-指定が勝利。特に1回目の延長でR-指定が放った最初のバースは、MCバトル最高のバースと言えるほど、鬼気迫るものがありました。

MCバトルを語る上で絶対に外せない一戦なので、ぜひチェックしてみてください!

UMB 2016 GRAND CHAMPIONSHIP2016【決勝】:「ヤングたかじん」vs「NAIKA MC」

続いて紹介するのは、UMB 2016 GRAND CHAMPIONSHIP2016【決勝】:「ヤングたかじん」vs「NAIKA MC」。

このバトルは、数あるMCバトルの中でも「泣ける」バトルとして有名で、お互いのリスペクトや優勝への思いなどが詰まりに詰まったバトルです。

決勝ビートは、Mr.BeatsことDJ CELORYの名曲『Street Dreams』。しかも、ビートを作った本人が決勝ビートでStreet Dreamsを流すのもドラマティックですよね。

ヤングたかじんのクールコアvsNAIKA MCのバイブスが激突したバトルは、延長の末、NAIKA MCに軍配が上がります。

優勝を決めた後、号泣しながら出てくるDOTAMAや、息子を抱きながらのウイニングラップなど、とにかく見どころ満載なバトルです。

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ちなみに司会の晋平太含め、3人とも1983年生まれの同い年なのもグッときます。

BEDでBET16万争奪MC BATTLE【決勝】:「鎮座DOPENESS」vs「RAYZIE-K」

続いて紹介するのは、BEDでBET16万争奪MC BATTLE【決勝】:「鎮座DOPENESS」vs「RAYZIE-K」です。

これは、池袋BEDで2011年に行われた『BEDでBET16万争奪MC BATTLE』という小さなMCバトルの決勝で、鎮座DOPENESSの圧倒的な”DOPENESS TIME“を体験できます。

最後のバースが神がかっているので、とにかく見てください!

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鎮座の最後のバースは、相手のRAYZIE-Kがちょっと可哀想になりますね……。


UMB 2014 GRAND CHAMPIONSHIP2016【決勝】:「R-指定」vs「呂布カルマ」

2014年のUMB決勝は、まさに名勝負揃いとなった素晴らしい大会でした。

そんな中「これは延長だろ!」という声がたくさん上がったバトルが、ベスト8の「R-指定」vs「呂布カルマ」です。

3連覇を目指すR-指定と、それを全力で阻止する呂布カルマ。勝敗はR-指定に軍配が上がるものの、呂布カルマの

お前R-指定って名前負け お前のラップに大人は上がらねぇ

コイツが勝つから 結局はつまんなくなってるんだ 成敗するぞ

などのパンチラインが、この日一番R-指定を追い込んだと言っても過言ではありません

ホエイサウンド
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この2人は、その後フリースタイルダンジョンで再戦しています。

ADRENALINE 2019 FINAL「R-指定」VS「晋平太」

ADRENALINE 2019 FINAL「R-指定」VS「晋平太」は、2019年の年間ベストバウトと呼ぶにふさわしい名勝負

両者は最初に紹介したUMB GRAND CHAMPIONSHIP 2010【1回選】で戦っており、その時は晋平太が勝利しています。

10年越しの対決となったバトルはR-指定の勝利

8小節4本の5本勝負というかなり長丁場なバトルは、涙なしには見れません。

ホエイサウンド
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特に、2本目のビートがUMB GRAND CHAMPIONSHIP 2010【1回選】で使われた”Off the Record”だった時は震えましたね

 

まとめ:とにかく全部見てくれ!!

今回は、伝説に残るMCバトルを7つ紹介しました。

伝説に残るMCバトル7選
  • UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2010【1回選】:「R指定」VS「晋平太」
  • 戦極MC BATTLE 第6章【準決勝】「鎮座Dopeness」vs「黄猿」
  • UMB2018 GRAND CHAMPIONSHIP【準決勝】「MU-TON」 vs 「紅桜」
  • KING OF KINGS vs 真 ADRENALINE 【1回戦】:「MU-TON」 vs 「FORK」
  • UMB GRAND CHAMPIONSHIP 2014【2回戦】:「R指定」VS「DOTAMA」
  • UMB 2016 GRAND CHAMPIONSHIP2016【決勝】:「ヤングたかじん」vs「NAIKA MC」
  • 16万争奪MC BATTLE【決勝】:「鎮座DOPENESS」vs「RAYZIE-K」
  • UMB 2014 GRAND CHAMPIONSHIP2016【決勝】:「R-指定」vs「呂布カルマ」
  • ADRENALINE 2019 FINAL「R-指定」VS「晋平太」

この他にもMCバトルの名勝負は数えきれないくらいあります。

YouTubeなどでヤバいバトルをディグるのもHIPHOPの楽しみ方のひとつなので、ぜひ最高のバトルを見つけてみてくださいね!

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